アズールプロメリアの空に砕けた石と氷の花が舞うとき、それはトルナルドの登場の合図かもしれない。風を味方につけ、髪を高く吹き上げ、誰よりもクールに——でもちょっとおっちょこちょいな、愛すべきナルシストキボのご紹介である。
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プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | トルナルド |
| 種族 | 異生類-鱗形族 |
| 元素属性 | 風 |
「一番かっこいいキボ」を自称する自信家
数あるキボのなかで「一番かっこいいのは誰か?」——この問いに、明確な答えは存在しない。しかしトルナルド本人は、その答えが自分だと固く信じている。
登場シーンへのこだわりは並々ならぬものがある。風を吹かせて外見を決め、砕けた石や氷の花を周囲に舞い散らせ、その中を華麗に登場するのだ。誰に見せるでもなく、ただ己のスタイルを貫く——もはや一種の様式美である。
さらに他のキボと出会ったときには、こっそりと自分と相手の見た目を見比べ、自慢の髪をさらに高く吹き上げるという念の入れよう。負けず嫌いというより、純粋に「自分が一番」という確信に満ちている。微笑ましい。
褒められると俄然やる気を出す
トルナルドの可愛らしさが最もよく表れるのが、この**「褒め言葉への反応の差」**である。
「トルナルド、道を塞いでる石を吹き飛ばして」 「シューッ……」
普通にお願いした場合、反応は控えめ。やや気だるげですらある。
しかし——
「クールなトルナルド!道を塞いでる石を吹き飛ばして」 「フシュ!フシュ〜♪」
「クールな」の一言を添えるだけで、まるで別キボのように張り切るのだ。鼻歌まじりの「フシュ〜♪」がたまらなく可愛い。お願いごとをするときは、ぜひ褒め言葉を忘れずに。
いいキボなのか、悪いキボなのか問題
キボの観察を続けるキボ氏も、トルナルドの評価には頭を悩ませている様子である。
「トルナルドはいいキボだよ!このまえ、困っているメロウミーのために石を何個か吹き飛ばしてくれたんだ」
困っている仲間のために力を貸す、優しいキボ——そう思いきや、続けてキボ氏はこうつぶやく。
「いや……やっぱり悪いキボかも。あの子が石を吹き飛ばしたせいでハルシィたちの家が潰れちゃったしね」
良かれと思ってやったことが、別のところで被害を生んでしまう。トルナルドに悪意はないのだが、力加減や周囲への配慮が追いついていないのだろう。ハルシィたち、ご愁傷様である……。
善意と被害が表裏一体、というのもトルナルドらしさのひとつなのかもしれない。
風で遊ぶのが大好き、生きた風速計
パミー掲示板では、トルナルドの興味深い習性が報告されている。
トルナルドは風のなかで遊ぶのが好きなんだ。あの子の移動スピードで風速も判断できるんだって。たとえば……いまの風速は秒速5メートル!
そう、トルナルドは生きた風速計としても機能するのだ。風を読み、風と戯れ、風と一体になって移動する——風属性の名にふさわしい生態である。彼が楽しそうに飛び回っているとき、それはちょうど良い風が吹いている証拠かもしれない。
天気予報よりトルナルドを見たほうが正確、なんて日もあるのだろうか。
おわりに
自分を「一番かっこいい」と信じ、褒められれば張り切り、善意で動いては時々騒動を起こす——トルナルドは、そんなどこか憎めない自信家キボである。
もし道を塞ぐ石に困ったときは、ぜひ彼を呼んでみてほしい。ただし、「クールな」の一言を添えること、そして周囲の建物の安全を確認すること。この二点さえ守れば、トルナルドはあなたの最高の助っ人になってくれるはずだ。
風が吹く日には、空を見上げてみよう。髪を高く吹き上げて華麗に登場するナルシストの姿が、そこにあるかもしれない。

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