ManjuuGamesが開発する新作オープンワールドRPG『アズールプロミリア(アズプロ)』を巡り、同社の社長がbilibili上のあるユーザーコメントに「いいね(点赞)」を付けた件が、海外コミュニティで話題となっている。コメントの内容が年内リリースの可能性を尋ねるものだったため、ファンの間では憶測と期待が広がっている状況だ。
該当コメントの内容
問題のコメントはbilibiliユーザー「pigeon-forever」氏が林社長の動態(投稿)に寄せたもので、内容は次の通り。
「社長、蓝原(アズールプロミリア)は年末までに遊べますか?心が痒くてたまりません」 (投稿日時:2026年5月7日 17:23)
このコメントに対して、林社長本人のアカウントが「いいね」を付けたことが確認されている。コメント欄には「UP主觉得很赞(投稿主がいいねと評価しました)」という表示が出ており、これが今回の騒動の発端となった。
海外コミュニティの反応
海外の掲示板では本件をめぐって賛否が割れている。
肯定的・期待的な声
- 「悲観的予測を避けられるのは良い面、ただし沈黙が続くのは辛い」
- 「2026年内のワールドワイドリリースが本当にないなんてことあるか?」
- 「ARKNIGHTS: ENDFIELDもNTEも今年初頭にグローバル同時リリースを実現できたのに、APにできない理由がない」
慎重・懐疑的な声
- 「tieba(百度貼吧)やbilibiliの”いいね”をリリース確定情報として扱うようになったのか…我々はもう終わりだ」
- 「中国・アジア・日本では年内リリースの可能性は高い。ただしグローバルは長い待ち時間になる」
- 「これは”検討中”という意味だろう。多くのゲーム会社のDEVが同じことをやっている。”いつ遊べる?”という質問への返答は、実際にすぐリリースできるかどうかに関係なく”検討中”になりがち」
グローバル版を巡る懸念
今回の話題が大きく取り上げられている背景には、グローバル展開に対するファンの不安がある。スレッド内の投稿者は次のように整理している。
「グローバルSNSアカウントはまだ稼働していない。中国・日本・韓国はYouTube、Twitter、Facebookなど各国向けサイトでマーケティングを開始しているが、グローバル(英語圏)はまだ始まっていない。英語版公式サイトは存在し、他国版サイトと同時に更新されているが、英語圏向けの存在を示すのは現状それだけ」
この状況から、「グローバル版の遅延理由はロリキャラへの規制懸念ではないか」といった憶測まで飛び交っているが、「人々は悲観論を語りたがるが、根拠はない」と冷静な見方を示している。
別のユーザーは、「ゲームの性質上、西側パブリッシャーは検閲やロリキャラ削除を要求してくる可能性が高い。Manjuuがアジア・日本で先行リリースして十分な収益を上げれば、自社でローカライズして検閲なしに西側展開できる。MICA Teamがドールズフロントライン2でやったようなパターンだ」と分析している。
各地域のパブリッシャー体制(再掲)
『アズールプロミリア』は地域ごとに異なるパブリッシャーが起用されており、現状の体制は以下の通り。
- 中国:Manjuu Games(自社)
- 韓国:Nexon ※5月15日〜18日にCBT実施
- 日本:Yostar
- 香港・マカオ・台湾:NIJIGEN
- グローバル(英語圏など):未発表
中国版CBTは既に2回実施済みで、韓国版CBTも今週末から開始される。一方、グローバル版についてはパブリッシャー自体が未発表のままとなっており、これが英語圏ファンの不安の最大の要因となっている。
まとめ
社長の「いいね」一つでこれだけの議論が巻き起こる現状は、それだけファンが続報に飢えていることを示している。もちろん「いいね」一つで年内リリースが確定したわけではなく、実際にあるユーザーが指摘しているように「単に社長自身が知りたかっただけかもしれない」という可能性も否定できない。
ただ、中国・韓国・日本でのリリース準備が着実に進んでいる現状を踏まえると、これらの地域での年内リリースは現実的なシナリオとして見えてきている。日本のユーザーはYostarからの正式発表を、グローバル圏のユーザーはまずパブリッシャー発表を待つ形となる。


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